商務部が「第14次5カ年計畫期間における外資の利用による発展計畫」を発表
概 要
商務部は、「中華人民共和國における國民経済及び社會の発展のための第14次5カ年計畫及び2035年長期目標に関する綱領」及び「第14次5カ年計畫期間における商業発展計畫」に基づき、「第14次5カ年計畫期間における外資の利用による発展計畫」を研究の上、制定した。この計畫は、2021年10月12日に発表された。
「外資発展計畫」では、次のように定めている。外商投資參入許可ネガティブリストの削減、重點分野への參入障壁の緩和、市場への參入制限の緩和継続等により、高レベルの対外開放を推進する。外資の産業構造及び地域構成の利用を継続的に最適化し、外資を活用した高品質な発展を推進する。各種の開放プラットフォームを高水準に建設し、開放レベルがより高く、ビジネス環境が更に優れ、波及力のより高い対外開放の新高地を建設する。外商投資を促進する新型のサービスコンセプトを確立し、サービス機能を拡張し、サービスレベルを向上し、高レベルの対外開放を保障する。
中國全土及び自由貿易試験區、自由貿易港における外商投資參入許可ネガティブリスト特別管理措置を緩和し、製造業、サービス業、農業の開放拡大を引き続き推進し、外商投資持分比率の制限を段階的に緩和し、より多くの分野で海外資本による支配又は獨資経営を認める。ネガティブリストを改善し、特別管理措置の內容を詳細化し、ネガティブリストの透明度を高める。ネガティブリスト以外の分野において、國內及び國外の資本の同一待遇原則に従い、「禁止されていなければ參入可能」を厳しく遂行する。
電気通信、インターネット、教育、文化、醫療等の分野に関する業務の開放を順次推進する。外商投資による法律、輸送等の業界に対する業務範囲、人員の資格等の要求の緩和を推進する。銀行、証券、保険、基金、先物取引等の金融分野の開放を著実に推進する。資本市場の対外開放を著実に深化させ、優良な海外投資家による上場會社への戦略的投資の條件を緩和する。






